思い通りにならないことのほうが多い
人間関係でよくあるのが、思い通りにならないことが多いこと
いったことをやってくれない。
さっき言ったのに、なぜ思い通りに行動してくれないのか。
こうすれば、効率的なのに、どうしてやってくれないのか。
いろいろなことで思うことが多いのが、「思い通りにならない」ことです。
では、思い通りになるや思い通りにならないというのは、どのような基準であるのでしょうか?
思い通りの基準は自分にある
それは、自分の中にある正しいということが基準となっています。
さっき上げた例でも、あてはまります。
すべては、自分はこれが正しいと思って、相手に伝えているのに、全然正しい行動をしてくれない。
だから思い通りにならないと感じるのです。
正しいと思い、無理やり思い通りにしたとすると、どうなるかイメージできると思います。
相手はいやいやながら進めるので、結果が出なかったり、結果が出たとしてもお互いに喜べなかったりします。
自分が正しいと思うことはどこからきているか、というと、
自分が過去経験したことや価値観から構成されています。そうなると、人それぞれ正しいと思うことは異なります。
同じことを経験したとしても、そこから感じることは異なるので、違う価値観が構成されます。
なので、自分が正しいと思うことは、相手にとって正しくないことになります。
思い通りにならなくてもいい
では、思い通りにならない時にどうするのか?どうすれば解決するのか。
以下のように、心の中で唱えてみてください。
「思い通りにならなくても大丈夫」
これが正しいのにと思うことをいったん手放してみてください。
そうすると全く違う解決策が見つかることがあります。
また、相手の行動がよく見えるようになり、相手を理解することができるようになります。
そうすると、結果として相手が思い通りに行動してくれると、心から感謝する思いが出てきます。相手の良いところも見えてきます。
思い通りにならなくてもいいんです。例えば、登山。山の頂上に行くための方法は一つではないです。いろいろなルートや進み方で頂上に行くことができます。
仕事でも家庭でも同じことです。やり方は一つではない。無限にある中で選んでいく。
これが正しいを主張をするよりも、お互いが選んだことを認めあうことで、選択肢が広がっていきます。
なので、思い通りにならないことにぶつかったときは、思い通りにならなくて大丈夫と唱えてみてください。
新しいことを発見するかもしれません。